@fukuhomu です。
ふと思い立って書いてみる、旅行記ブログは何故挫折するのか?という記事です。
なおこの記事は特定の何かを批判したりするものではなく、次のステップに向かうための頭の整理用です。
私は旅行記ブログを推奨していた立場
何かにつけて「旅行記ブログはいいぞ」って言い続けてきたわけですよ。
みんなで旅行記ブログを書こうなんて言って旅行ブログ:TIKIKITI.JPていうウェブサイトを作ったりもしたわけですが、最近なんかおかしいなと。
旅行記ブログを書き始めた人たちが、全然その旅行記を完結できないわけ。
今まで自分自身が旅行記をブログに書くことを苦としたことがなかったので、何が違うのかと、ずっとモヤモヤ考えてることを吐き出したくなって、この記事を書いています。
人間は飽きっぽい
旅行記書き始めたのに完結出来ない1番の理由はこれかなって。まあ、普通の理由。
旅行記って凝れば凝るほど細く長くなるわけなんだけど、モチベーションが続かないわけです。
旅行中のハイテンションモードが続くのは旅行帰宅直後までで、翌日から仕事に行っちゃえば昨日までの出来事なんてなんのその、ですし。
「今回の旅行はちゃんと旅行記書こう!」って思うのは大体旅行の直前だと思うけど、そんなの帰ってきたら忘れる。以下無限ループ。
もっと手軽な手段がある
どんな欲望も際限なくある人っていないと思うんですよ。自己顕示欲とか承認欲求とかもそう。
自己顕示欲と承認欲求は肯定派なんでこのインターネッツの広くて狭い世界で各自どんどん満たしていただければいいのですが、旅行記もその手段の1つですよ、結局は。
手段の1つってことは、他に手段があることを意味するんですが、身近なものだとTwitterとかFacebookだよね。あとInstagram?
写真1枚引っ付けて「アナハイムはいいぞ」「地下室はいいぞ」って言えば済むわけですから、超絶コスパ高い。
欲望に際限がない人はいないってことで、あなたのはコップには欲望が満たされて、ハッピーエンドです。
読まれてる実感を感じにくい
そしてこれ。読まれてる実感を感じにくい。
というか読まれてないのかもしれない。旅行記って結局他人の旅行の自慢話がベースだから、そんな胸糞悪いコンテンツ読まねーよって言う人がいたら、その人が言ってることが当然かもしれない。(でも個人的には結構気をつけてるつもり)
仮に読まれていたとしても、Facebookのイイネのように、またはTwitterのハートマークのようにザクザク反応が得られるわけじゃないから、誰もが1度はやる意味を見失ってると思うけど。
うーん、反応をザクザクいただけるほど良い旅行記を書けてないっていうのが正しい言い方なのかもしれない。
ただ100人中99人が胸糞悪いと思ってるコンテンツでも、もっと読みたいと思ったら何でもいいからリアクションしてあげるといいですよ。というかしてね♡
それでも私は旅行記を書くし、あなたは挫折するかもしれない
これで終わると結局自虐ネタで終わってしまうわけですが。
私はそれでも旅行記を書くのです。
何故なら旅行記のブログが自分の旅行スタイルから絶対に切り離せないものになってるから。
旅行を決めたら、旅行記のブログをたくさん読みます。ガイドブックに書いてない生の声がそこにはあります。旅行記のブログに書いてあって実際に行ってみたレストランは、あんまりハズレがないと思ってる。
だから、その知の結晶とも言えるインターネットに、ほんの少しの自分のノウハウを提供したいのです。どっかの誰かの役に立てばいいなって。
そこには「こんな楽しい旅行したんだぜー!」って自慢の心が8割以上あるかもしれないけど。というかあるけど。でも楽しいことを体験したら、誰だってシェアしたいでしょ?
だから今週末もパソコンに向かって、カタカタ、黙々と上海旅行記の続きを書くのでしょう。
旅行記ブログはいいぞ。
万人に勧められるわけじゃないのだけど、
旅行記ブログはいいぞ。
上海旅行記はこちら。
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