夏のアメリカ旅行(D23 EXPO 2015というディズニーイベント)に向けて、アメリカでSIMフリースマホを使うための記録です。
アメリカ旅行でSIMフリースマホを使いたい!
シンガポール・香港で現地SIMを使ったことがあるのですが、アメリカでは使ったことがありません。何故なら、アメリカで使用されている周波数は他の国と少し異なっている上に、SIMの調達も空港で簡単にできなかったりするなど、ハードルが高いから。
シンガポール・香港・日本で使えたSIMフリースマホも、アメリカでは2Gしか使えませんでした。
SIMフリースマホを使わないとなると、日本でWiFiルータをレンタルして通信するのが一番手頃です。過去のアメリカ旅行でもWiFiルータを借りていました。
それでもSIMフリースマホ+現地SIMを使いたい理由は…
- WiFiルータを持ち歩くのめんどくさい!気を遣う!
- WiFiルータを常に電源ONにはできないから、都度電源を付けなきゃいけない!
- 電源ONにしてから通信できるまでにタイムラグがある!
- 通信量に厳しくてすぐに通信制限がかかる場合がある!
ということで、これらの不満を解決すべくSIMフリースマホを使うことを決意しました。
ミッション:アメリカで使える安くていい感じのスマホを探せ!
アメリカってめんどくさい国なんです。使っている周波数が他の国と違うので、日本で売っているスマホは使えない、というのが基本です。今回の旅行では、SIMが日本からも入手・手続きしやすいT-mobileを使うことを前提に準備を進めていきます。
T-mobileで使える周波数は、上り1700Mhz/下り2100MhzのAWS(バンド4)と1900Mhz(バンド2)のPCSのようです。
実はこのバンドがとても厄介で、対応しているスマホが少ないのです。
いや、正確には最も身近なスマホであるiPhone6(モデルA1586)がバンド2と4どちらも対応しています。ただ私の場合は既にドコモでSIMロックされたiPhone6を購入してしまっていたのでSIMフリーのiPhone6を手配することは断念しました。さすがに高くて買えません!
バンド2と4に対応しているWindowsPhone!そして安い!
そこで辿り着いたのがWindows Phoneでした。iOSでもAndroidでもないスマホ。日本で全然馴染みのないスマホです。個人的には既にAndroidのSIMフリーを持っていたので、むしろオモチャ的な意味でWiindows Phoneのほうが好都合です!
目星をつけたのがこれ。Lumia 635のAT&Tプリペイド(GoPhone)版。グローバル版のLumia635だとアメリカの周波数に対応しないのですが、AT&T版はLTEのバンド2、バンド4、バンド5、バンド7、バンド17に対応! 3Gも850/1700/1900/2100MHzに対応しているようなので、使えるはずです!
そしてなんといってもこのデザイン、iPhoneやAndroidにはないポップな感じが良いでしょう!
どうやらアメリカ国内のスーパーでプリペイドが売っているらしく、その商品がebay(日本で言うヤフオク!)にたくさん出ているのでebayから確保できます。新品SIMロック解除済みで、$73+送料$19でゲットできました。日本円で1万1000円くらい。びっくりするくらい安い!
よし、これに決めた!
アメリカからやってきたLumia 635
ebayで購入してから2週間ほどで届きました。プリペイドモデルなのでパッケージが面白いです。
販売者の方でSIMロック解除をしてもらっているのでAT&TのSIMカードは入っていませんでした。
OCNのSIM(ドコモのMVNO)を挿してAPN設定をしたらすぐに使えました。大きさはiPhone 6が少し小さくなったくらい。日本語にも対応しています。
ちなみに接続スピードはこんな感じ。
Windows Phoneは細かい設定とかはできないけど、サクサクヌルヌル快適に動くので旅行に使うには十分だと思います。いざとなったらもちろん、テザリングを使ってiPhoneでも通信できるので。(おそらくホテルとかではiPhoneをずっと使うことになるんでしょう)
というわけで、端末の準備完了です。
Lumia 635のひと通りの設定やアプリのインストールを終えて、端末の準備が完了しました。次回!(もう少し旅行が近付いてきたら)T-mobileのSIMをアクティベーションしてみたいと思います。
T-mobileはアナハイムのパークで全然使いものにならないという噂がチラホラ聞こえていますが気にしない!
つづく……
コメント