話題のメリダ、六本木ヒルズにて字幕で観てきました。
今回はかなり批判的な記事になってしまうので、おそらく気分を害します。それでも良いよと言う方のみお願いします。(_ _)
正直なところ、ちょっと無理だった。
自分の中の定義ですが、「つまらない」と「嫌い」は違うものです。今回のこのメリダに関しては、「面白い」映画だけど、「好きではない」というのが正直な感想です。自分があんまり好きじゃないような展開とか設定が多かったのが一番の原因だと思うんですが、まあ「無理だった」わけです。
映画の感想の書き方として間違ってるかもしれないし、鑑賞の仕方すらちょっと批判されるかもしれないけど、思ったことをいろいろ書きたいと思います。
格闘シーンが苦手だ/お父さんが苦手だ
これは完全に個人の趣向なんだと思うけど、僕は格闘するシーンがあんまり好きじゃありません。今回他国とのバカ騒ぎのシーンがやけに多かった気がして、あんまり心地良いものではなかったです。しかも王様はあんなに頭が悪そうで、よく国を治めているなあと思うわけですよ。頭の悪さをカバーする部分もないじゃないですか。「私をメリダと思って話してみろ」っていうシーンでは、「良いお父さんじゃないか」と思ったらその後ノータッチですよ。結局そのシーンを除いて最後まで力自慢の筋肉バカにしか見えなくて、うーん、、って感じでした。
お転婆では許されない
自分の今のあり方に葛藤して、新しい道を探す王女メリダの姿はとても良かったです。ありがちと言ったらありがちなんですが、そういう設定には何にも文句ないし、王女が弓を撃つのも全然気にしないですよ。だけどね、森の奥にいた魔女から買った得体の知れないケーキを、自分の肉親に食べさせるなんて、いくらお転婆娘でも許されないと思ってしまいました。下手したらメリダ、人殺ししかねないですよ(笑)これ、自分が「息子」だからそう思うんですかねえ。作り話なんだから気にするなと言われるでしょうかw ほんのいたずら心だとしても、ケーキを食べさせるシーンは1ミリも共感できないです。
それから、お母さんが熊になってからのメリダの「It’s not my fault」連呼で先が見え見えだったというか…。上に書いたことと重なるけど、ここんところ本当に共感できなくて観てて辛かったです。んで、どうせ「It’s all my fault」って言わないと熊から人間に戻れないんでしょ?って思ったら案の定ですよw
美女と野獣のベルが「I love you」って言うまでビーストが人間に戻れないのと重なって仕方がない。ですね。
いろいろと話の奥が気になる
なぜ熊は絶対悪で、人間と対峙せざるを得ないのでしょうか…とか、魔女は何で「熊に変わる」ケーキを作ったのか…(たまたま? それとも、メリダへの教育のつもりが少しでもあった??でもなんで熊???)とか、鬼火(ウィスプ)って結局なんだったの……とか、ストーンヘンジみたいな石の並びって結局なんだったの…とか、弟たち熊になった意味あったの……とかとかとか結局僕はよくわからないまま終わってしまいました。そのあたりは意味があるのか・それとも見落としているだけなのか、というモヤモヤだけが残っております・・・。
岩が砕かれてるのがメリダのタペストリーとつながって、それが魔法を解くポイントになってたりとか都合良すぎる感もチラホラ… orz (タペストリー、そんなに重要だなんて・・・)
あと、日本語予告編とあまりにも違わない・・・?
家に帰ってきて再度予告編観たのですが、この話って、森の呪いの話だったっけ…。字幕読み落としてる?? 実際観た映画とあまりに印象違ってワロタwww うーーーん、「魔女に会わせて」とか「森が騒いでいる」とか、そんな話だったっけ\(^o^)/
全くまとまらないけどこの辺で。まあ、映像も綺麗でところどころギャグとかも入っていて楽しい作品ではあると思います。訛りを笑いのネタにするのはちょっと理解できないですがね。
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更新:「メリダとおそろしの森」を観た – http://t.co/3FkP1r01
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