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文系大学生がケンチクを知って「面白い」とおもったこと

ちょうど1年くらい前から建物とかに興味を持つようになりました。今は、カーサブルータスとか読んだりして少しずつ知識つけたいなー、と思っているのですが、やっぱりディズニーとの結びつきを無視せずにはいられなかったり。このエントリでは建築学科でもないド素人な自分が、ケンチクを知って「面白いな!」と思ったこと書かせていただきます。

◆東京都新庁舎でゴシック?

いきなりどどーん、と写真を! 言わずと知れた「東京都新庁舎」です。略して(?)東京都庁。ニッポンで一番偉大な建築家である丹下健三氏の作品であり、このケンチクに対する評価は賛否両論あるものですが、今や東京の顔です。そびえ立つ姿は大都市東京を代表する景色だと思います。

カーサブルータスの解説的には、「巨大ビルの威圧感を減らすために上部の塔を2つに」「外装は集積回路のイメージ」「情報化時代の新しいシンボルとすることを意図」なんて書いてあったりしてます。幼い頃からこの景色を見ているわけですが、そういったデザインの意図を知ってえらく感心した自分です(笑)←1年くらい前

そしてさらに面白いと思ったのが、「ゴシック建築から大きな影響を受けている」という批評。これは手持ちのカーサブルータスには載ってないのですが、ディズニー的なネタで何度も出てきたような気がするゴシック建築。そことのつながりに深く感動してしまったのです。

ゴシック建築、といえばこれです。ディズニー的には「ノートルダムの鐘」でおなじみでありますパリの「ノートルダム大聖堂」です。(写真は2枚ともフリー素材から引用)

2つを比べてみると、2本の尖塔だけでなく、ステンドグラスの部分も共通点があると思いませんか? もちろん都庁にステンドグラスは無いのですが、中央部の外装パターンを周辺の外装パターンとは変化を持たせてあります。その変化もステンドグラスと同様、規則的なものだったり。…面白いと思いませんか?

そんな感じで、ケンチクへの興味が深まっていったのでした。とっかかりは、東京都庁とゴシック建築でした(笑)

◆そして丹下健三的トゥモロー

Dファン界隈では、「トゥモローランドは本当にトゥモローなのか!?むしろ過去!?」なんて話題がよく出てくるものですよね。東京のパーク以外は「レトロフューチャー」なんていう方向に逃げましたよね(笑)

ウォルトはトゥモローランドにテクノロジーの未来や宇宙、エプコットに理想的な都市を描いていましたが、丹下健三氏も都市計画的な視点で未来を描いていた方であります。

その未来都市がケンチクとして一部出現したのがコレ↑。お台場のフジテレビ本社です。丹下健三氏がイメージした「水平・垂直に成長し、コミュニケーションできる3次元都市」(築地再開発計画・カーサブルータスより)の実現と言われています。もちろんこのケンチクは都市ではありませんし、成長もしませんが、こういった都市がいつか出現したらワクワクすると思いませんか? 未来を夢見ていたのは、ウォルトだけじゃなかったんだ!と今までディズニーランドを崇拝していた自分をちょっと恥ずかしく思ったり。丹下健三氏、ステキです。ケンチクの力を知りました。

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この記事を書いた人

海外旅行とディズニーと建築をこよなく愛します。
旅行記をこちらのTIKIKITI.JPで書いています。
Maihamazingもやってます。

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